2023保津川の日:保津川クリーン大作戦

参加者は、スタッフの誘導で保津小橋周辺を中心に清掃活動を開始し、その後、保津川かわまちづくりエリア全体に拡散して非常に広範囲で清掃活動を実施することができました。

当区域は、豪雨や暴風に伴う増水時に、ペットボトルやビニール等のプラスチックごみをはじめ様々なごみが散乱する他、芦原や木枝にレジ袋等が引っ掛かる場所ですが、保津川遊船企業組合等の各種団体の尽力により継続的な清掃がなされています。スタッフからその説明を受けた参加者からは、日頃の関係者の努力に対して関心・理解を深める好機となりました。

なお、同日は桂川流域クリーンネットワーク主催の「第16回桂川流域クリーン大作戦」と同時開催しました。
最初に受付を行います。
トラックいっぱいに詰め込まれます

風の通り道に加え、水が流れる河川には様々なごみが集まります。また、草むらなどに隠れた場所には不法投棄されたごみも見受けられました。

保津小橋を歩く参加者の皆さん

2023保津川の日:開会セレモニー

2012(平成24)年8月に内陸地域で初の「第10回海ごみサミット2012亀岡保津川会議」が開催され、プラスチックごみの発生抑制について議論され、「亀岡保津川宣言」および「川のごみや海のごみをともに考える京都流域宣言」が採択されました。

これらの宣言を具現化する組織として、2013年に発足した「川と海つながり共創プロジェクト」では、翌年、2014年から毎年3月第1日曜日を「保津川の日」と定め、保津川を中心とした河川環境の保全と内陸部から発信する漂着ごみ発生抑制に向けて、その機運をさらに高め今後も継続するために、各関係者・団体を巻き込んだ一大清掃イベント、市民参加型イベントを開催しています。

新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりの開催となった昨年に引き続き、前回と同様に、野鳥観察会等下記の事業も同時開催し、より多くの参加者・来場者に漂着ごみ削減をはじめ、地域の環境美化に対する意識啓発を行いました。
川と海つながり共創プロジェクト:長尾繁 会長
亀岡市:桂川孝裕 市長
2023年保津川の日、開会セレモニーでは、委員長あいさつ・来賓紹介・記念撮影などが行われました。
ご参加ありがとうございました!

2023年3月:保津川の日 開催報告

チラシ表面

チラシ裏面

2012(平成24)年8月に内陸地域で初の「第10回海ごみサミット2012亀岡保津川会議」が開催され、プラスチックごみの発生抑制について議論され、「亀岡保津川宣言」および「川のごみや海のごみをともに考える京都流域宣言」が採択されました。

これらの宣言を具現化する組織として、2013年に発足した「川と海つながり共創プロジェクト」では、翌年、2014年から毎年3月第1日曜日を「保津川の日」と定め、保津川を中心とした河川環境の保全と内陸部から発信する漂着ごみ発生抑制に向けて、その機運をさらに高め今後も継続するために、各関係者・団体を巻き込んだ一大清掃イベント、市民参加型イベントを開催しています。

新型コロナウイルス感染症の影響により3年ぶりの開催となった昨年に引き続き、前回と同様に、野鳥観察会等下記の事業も同時開催し、より多くの参加者・来場者に漂着ごみ削減をはじめ、地域の環境美化に対する意識啓発を行いました。

保津川の日概要

日 時:2023年3月5日(日) 受付 8:30 開催 9:00~ 14:00
会 場:保津川河川敷「かわまちづくりエリア」一帯
受 付:保津川水辺公園多目的広場(保津大橋下)

協 力保津川遊船企業組合ラフティング事業部
    株式会社ビックスマイル
   株式会社アオキカヌーワークス
    日本の凧の会 大阪支部
    日本野鳥の会   
    ソフトバンク株式会社
    BRITA Japan株式会社   
    ウォータースタンド株式会社
    株式会社カネカ
    株式会社DESIGN WORKS ANCIENT
    日本紙業有限会社
    タイガー魔法瓶株式会社
    株式会社カインズ

スケジュール

7:00 スタッフ順次集合
8:00 保津川エコラフティング受付開始
8:30 その他受付開始
9:00 開会セレモニー(委員長あいさつ、来賓紹介、記念撮影)
9:30 各事業開始

保津川クリーン大作戦(9:30 ~)
保津川エコラフティング(9:30 ~)
保津川凧あげ大会(11:00~ )
保津川野鳥観察会(11:00~ )
保津川エコ屋台( 11:00~)

15:00 スタッフ解散全事業終了・撤収

来場者数

保津川クリーン大作戦 312名
保津川エコラフティング63名/20組
保津川凧あげ大会
※クリーン大作戦と重複
63名
保津川野鳥観察会
※クリーン大作戦と重複
30名
保津川エコ屋台自由参加
スタッフ125名
統計500名
ご参加ありがとうございました!
天候にも恵まれ、昨年よりも多くの方に参加いただき、保津橋下のグラウンドを主会場に、大きな混乱もなく開催することができました。

当日は、燃やすごみ30ℓで85袋、埋め立てごみ35袋、ペットボトル30袋、缶瓶15袋、粗大ごみ300㎏を回収することができました。
今後も、ホームページ及び各関係団体とともに「保津川の日」の取組の周知を図り、参加者をはじめ、関係者の河川愛護及び漂着ごみ発生抑制への意識向上を図ります。

2022年10月30日:こども海ごみ探偵団:保津川調査

調査概要

2022年10月30日(日)午前8時30分~午後1時10分
当日参加者:親子18組40名
スタッフ:15名(川と海つながり共創プロジェクト)
集合場所:保津川遊船乗船場(亀岡市保津町)
調査地点:保津峡 獅子ヶ口
解散場所:保津川下り揚船場(京都市右京区嵐山)

日程

7時45分 スタッフ集合・事前ミーティング
8時15分 参加者受付開始
8時30分 開会式
9時00分 保津川下り出発
9時30分 調査地点到着
10時00分 清掃活動
10時20分 ごみ分類調査
11時15分 調査地点出発
12時40分 嵐山到着、閉会式
13時00分 解散

予定では9月30日でしたが、天候不良のため、10月30日に変更して調査が行われました。当日は天候に恵まれ、秋晴れの中、普段降り立つことのできない保津峡内で清掃活動とごみ調査を行いました。

本年度も、清掃・調査を通して保津川の深刻なごみ問題を学習するだけでなく、過去の豪雨や暴風等による自然災害の爪痕を船下りの途中で目にすることと、船頭様のお話を通じて、その脅威を間近に感じることができました。また、船上から保津渓谷の美しい景色や色好き始めた紅葉を楽しむこともできました。

美しい保津川とその景色を守るために、漂着ごみの発生抑制対策の重要性との必要性を、参加者全員に強く意識づけすることができました。

Photo Gallery

(C)川と海つながり共創プロジェクト

2022年7月30日こども海ごみ探偵団:友ヶ島調査

調査概要

2022年7月30日(土)午前6時30分~午後5時30分
当日参加者:親子18組39名
スタッフ:16名(川と海つながり共創プロジェクト)
調査場所:加太海水浴場(和歌山県和歌山市加太)
※友ヶ島汽船欠航により、友ヶ島から加太海水浴場に変更

日程

6時30分  参加者集合・出発
9時10分  調査場所到着(9時20分~環境学習)
10時30分  調査場所出発
10時40分  深山砲台跡駐車場到着
11時15分  休憩地点到着(休憩~12時00分)
12時30分  深山砲台跡駐車場出発
13時15分  和歌山城到着(自由時間~15時00分)
15時00分  和歌山城出発
17時30分  亀岡市役所到着・解散

瀬戸内海の無人島「友ヶ島」に漂着するごみについて、現地での清掃・調査を予定していましたが、残念ながら当日の朝に、フェリーの欠航が決定したことから、調査場所を加太海水浴場に変更しました。

加太海水浴場の砂浜

事前学習として、原田禎夫さん(大阪商業大学准教授・川と海つながり共創プロジェクト事務局長)から、海ごみの多くは内陸の川から流れてきたものであること、プラスチックごみは劣化して小さなマイクロプラスチックとなり、人間の体にも取り込まれることなどの解説をいただきました。

大阪公立大学准教授 千葉先生と大阪商業大学准教授 原田先生による説明

加太海水浴場では、友ヶ島でごみ調査を行う千葉知世さん(大阪公立大学准教授)から和歌山の海岸の漂着物ついて解説いただき、その後、砂浜の漂着ごみの現状を観察しました。

マイクロプラスチックの調査

水をはったバケツに砂を入れ、浮かび上がってくるマイクロプラスチックを調査しました。一見きれいに見える砂にもたくさんのプラスチックが含まれていることがわかり、参加者は興味深く観察していました。

その後、深山砲台跡や和歌山城を訪れ、豊かな自然と歴史文化にも親しむことができました。

加太海水浴場を背景に記念撮影

Photo Gallery:加太海水浴場

Photo Gallery:深山砲台跡

戦争遺跡 深山砲台跡は、友ヶ島地区、淡路島の由良地区の砲台とともに明治時代に築かれた由良要塞の一部で、大阪湾を防衛する役割を担っていた施設です。現在は、歴史と自然を感じることができるハイキングコースになっています。

大砲は使われることなく撤去されていますが、その跡と地下に作られたレンガ造りの弾薬庫を見学することが出来ます。また海や島を見渡せる展望台もあります。

Photo Gallery:和歌山城

和歌山城は、1585年(天正13年)に豊臣秀吉が弟の豊臣秀長に築城させたのが始まりです。その築城を担当したのが、築城三名人の一人、藤堂高虎でした。秀長の城代として桑山重晴が入城、1600年(慶長5年)には、関ヶ原の戦いで功をたてた浅野幸長が入城します。

豊臣秀長から浅野幸長の時代に作られた石垣には、紀州特産の緑泥片岩が多く使われており、一つ一つに様々な刻印が入っています。当時の石工集団が命がけで取り出した石を運搬中に盗まれないよう、はんこ替わりに印を付けたのではないかと言われています。

そして、1619年(元和5年)には徳川家康の第10男・徳川頼宣が入城し、戦国時代で廃れた、文化財の保護と大々的な都市計画を実行し、和歌山城は紀州55万5千石の城となりました。以来、水戸・尾張と並び、徳川御三家のひとつとして、日本100名城にも選ばれています。

1945年(昭和20年)和歌山大空襲で本丸の天守、櫓群が焼け落ちてしまいます。戦後和歌山城復興のため、基金積立が開始され市民の熱意と寄付によって1956年(昭和31年)に鉄筋コンクリート製の天守閣が再建されました。また、2006年(平成18年)に二の丸と西の丸を繋ぐ御橋廊下が再建されました。

天守閣からは、和歌山市内が一望出来ます。

天守閣からの景色

copyright:川と海つながり共創プロジェクト

2022年3月:保津川の日 開催報告

チラシ表面
チラシ裏面
2012(平成24)年8月に内陸地域で初の「第10回海ごみサミット2012亀岡保津川会議」が開催され、プラスチックごみの発生抑制について議論され、「亀岡保津川宣言」および「川のごみや海のごみをともに考える京都流域宣言」が採択されました。

これらの宣言を具現化する組織として、2013年に発足した「川と海つながり共創プロジェクト」では、翌年、2014年から毎年3月第1日曜日を「保津川の日」と定め、保津川を中心とした河川環境の保全と内陸部から発信する漂着ごみ発生抑制に向けて、その機運をさらに高め今後も継続するために、各関係者・団体を巻き込んだ一大清掃イベント、市民参加型イベントを開催しています。

新型コロナウイルス感染症の影響により、3年ぶりの開催となりましたが、前回と同様に、野鳥観察会等下記の事業も同時開催し、より多くの参加者・来場者に漂着ごみ削減をはじめ、地域の環境美化に対する意識啓発を行いました。

ご参加ありがとうございました!

保津川の日概要

日時 令和4年3月6日(日)8:00~13:00
会場 保津川河川敷「保津川かわまちづくりエリア」一帯
主催 川と海つながり共創プロジェクト
協力 保津川遊船企業組合ラフティング事業部
   株式会社ビックスマイル
   株式会社アオキカヌーワークス
   日本の凧の会 大阪支部
   日本野鳥の会   
   ソフトバンク株式会社
   BRITA Japan株式会社   
   ウォータースタンド株式会社
   株式会社カネカ
   株式会社DESIGN WORKS ANCIENT
   日本紙業有限会社
   タイガー魔法瓶株式会社
   株式会社カインズ

スケジュール

7:00 スタッフ順次集合
8:00 保津川エコラフティング受付開始
8:30 その他受付開始
9:00 開会セレモニー(委員長あいさつ、来賓紹介、記念撮影)
9:30 各事業開始

保津川クリーン大作戦(~11:00)
保津川エコラフティング(~11:30)
保津川凧あげ大会(~12:00)
保津川野鳥観察会(~12:00)
保津川エコ屋台(12:00~13:00)
※天候不良により終了時刻切り上げ

14:30 スタッフ解散全事業終了・撤収

来場者数

保津川クリーン大作戦    199名
保津川エコラフティング    25名
保津川凧あげ大会       18名 ※クリーン大作戦と重複
保津川野鳥観察会       30名 ※クリーン大作戦と重複
保津川エコ屋台      (自由参加)
スタッフ           95名

総計319名

3年ぶりの開催となりましたが、保津橋下のグラウンドを主会場に、大きな混乱もなく開催することができました。

当日は、可燃ごみ90袋(30ℓ/袋)、不燃ごみ44袋(20ℓ/袋)、粗大ごみ軽トラ2台分を回収することができました。

今後も、ホームページ及び各関係団体とともに「保津川の日」の取組の周知を図り、参加者をはじめ、関係者の河川愛護及び漂着ごみ発生抑制への意識向上を図って参ります。

2022保津川の日:開会セレモニー

2012(平成24)年8月に内陸地域で初の「第10回海ごみサミット2012亀岡保津川会議」が開催され、プラスチックごみの発生抑制について議論され、「亀岡保津川宣言」および「川のごみや海のごみをともに考える京都流域宣言」が採択されました。

これらの宣言を具現化する組織として、2013年に発足した「川と海つながり共創プロジェクト」では、翌年、2014年から毎年3月第1日曜日を「保津川の日」と定め、保津川を中心とした河川環境の保全と内陸部から発信する漂着ごみ発生抑制に向けて、その機運をさらに高め今後も継続するために、各関係者・団体を巻き込んだ一大清掃イベント、市民参加型イベントを開催しています。

新型コロナウイルス感染症の影響により、3年ぶりの開催となりましたが、前回と同様に、野鳥観察会等下記の事業も同時開催し、より多くの参加者・来場者に漂着ごみ削減をはじめ、地域の環境美化に対する意識啓発を行いました。
特定非営利活動法人 プロジェクト保津川:原田禎夫 代表理事
川と海つながり共創プロジェクト:長尾繁 会長
亀岡市:桂川孝裕 市長
開会セレモニーの様子
かめまるも参加したよ!
みんなで記念撮影!

2022保津川の日:保津川凧あげ大会

参加者は、まず保津川クリーン大作戦へ参加し、河川敷や川岸に漂着するごみの清掃を行いました。

その後、日本の凧の会大阪支部の会員による指導を受けながら、プラスチック材料や電気等のエネルギーを使わないエコな遊び、冬の代表的な遊びである「凧あげ」を体験しました。

保津川クリーン大作戦での清掃活動を通じて漂着ごみに占めるプラスチックごみの現状を学び、エコな遊びを体験することで、参加者に、川ごみの削減をはじめ環境保全への意識啓発を行いました。
電線のない河川敷は凧あげに最適な場所
真っ白な凧に
想いをしたためます
高く上がった凧
人気のあのキャラクターも風に乗る。

ご参加ありがとうございました!

2022保津川の日:保津川クリーン大作戦

保津川クリーン大作戦では、スタッフの誘導で保津小橋周辺を中心に清掃活動を開始し、その後、保津川かわまちづくりエリア全体に拡散して非常に広範囲で清掃活動を実施することができました。

当区域は、豪雨や暴風に伴う増水時に、ペットボトルやビニール等のプラスチックごみをはじめ様々なごみが散乱する他、芦原や木枝にレジ袋等が引っ掛かる場所ですが、保津川遊船企業組合等の各種団体の尽力により継続的な清掃がなされています。スタッフからその説明を受けた参加者からは、日頃の関係者の努力に対して関心・理解を深める好機となりました。

なお、同時開催を予定していた桂川流域クリーンネットワーク主催の「第15回桂川流域クリーン大作戦」については、国土交通省の要請により中止されました。
スタッフの誘導で移動します
一見キレイに見えても見えないところにごみは隠れています。
川岸にはバーベキューごみの他、上流から流れ出た漂着ごみが見つかります。
木に引っかかったごみや
枯草をかき分けて隠れたごみを探し回収します。
大型ごみも発見!
地元の皆さんも協力くださいました
保津川下りの船頭さんも大活躍
カネカ×亀岡市で作られた回収袋に
回収したごみをまとめます。
きちんと分別します。

2022保津川の日:保津川野鳥観察会

参加者は、まず保津川クリーン大作戦へ参加し、保津川かわまちづくりエリア内の河川敷を中心に清掃活動を行いました。

その後、日本野鳥の会京都支部の協力の下、バードウォッチングを行い、日常見かける身近な野鳥の名前や生態について詳しく知ることで、保津川の豊かな自然を実感すること出来ました。

保津川に暮らす生物を学び、川ごみが生態系に与える影響や生態環境保全の大切さを考えるきっかけとすることで、参加者に、川ごみの削減をはじめ環境保全への意識啓発を行いました。
野鳥観察会への参加はこちらでーす。
ほら!あそこに野鳥がいますよ!
ウグイス
カメラや双眼鏡を手に野鳥を探します
ひばり
あの鳥の名前は何でしょう?
ベニマシコ
渡り鳥が餌を取ったり、休んだりする水辺は観察しやすいスポット。
キジ
自然に恵まれた亀岡は野鳥観察に最適です
亀岡駅から山本浜までは保津川鳥獣保護区になっています。

野鳥のお写真は京都先端科学大学 大西 信弘教授より提供頂きました。
どうもありがとうございます。