当初、第1回調査として7月に実施予定であったが、
豪雨の影響により延期としたことで、第2回調査として11月の開催とした。
当日は、保津川河川敷(保津川遊船の対岸)の清掃活動後に
回収ごみの分類調査(抽出調査)を行った。
調査後、保津川下りに乗船し、保津渓谷の状況を船頭さんによる解説を交えて学習した。
9時00分 参加者受付開始
9時15分 開会式
9時25分 調査場所へ移動
9時30分 調査地点到着・清掃活動開始
10時00分 ごみ分類調査・総括
10時40分 調査地点から保津川遊船へ移動
11時00分 乗船場出発
13時00分 嵐山到着・閉会式
13時30分 解散
日 時 令和元年11月2日(土曜日)午前9時00分~午後1時30分
場 所 保津川河川敷(亀岡市保津町~京都市右京区嵐山)
- 集合場所:保津橋下(亀岡市保津町)
- 調査地点:保津川河川敷及び保津渓谷
- 解散場所:保津川遊船下船場(京都市右京区嵐山)
参 加 者 親子7組19名
スタッフ 7名(川と海つながり共創プロジェクト、ボランティア)
実施概要
開会式・副委員長あいさつ
清掃活動
ごみ分類調査・総括
保津川下り乗船・嵐山到着後解散
まとめ
集合時点では少し肌寒かったが、快晴の下しだいに暖かくなり
参加者は終始熱心に清掃活動とごみ調査を行った。
本年度についても、清掃・調査を通して保津川の深刻なごみ問題を学習するだけでなく、
昨年度の豪雨と暴風による自然災害の爪痕を船下りの途中に確認でき、
その脅威を間近に感じることができた。
一方で、船上から保津渓谷の美しい景色も楽しむことができた。
一日で相反する状況を目の当たりにしたことで、美しい保津川とその景色を守るために、
漂着ごみの発生抑制対策の重要性との必要性を、
子供だけでなく大人も含めた参加者全員に強く意識づけすることができた。
ごみ分類調査結果
回収したごみは、土嚢袋で23袋、他にもタイヤや木製パレットなど大型のごみも回収した。
本年度についても上位品目は大きく変わらず、順位の違いはあれ、
硬いプラスチック片やペットボトル、ポリ袋・シート片等が多く見られた。
昨年、2位であった原型を留めた買い物レジ袋は、今回の調査地点では上位ではなかったが、
回収したポリ袋・シート片の印字やデザイン等からレジ袋であったことが推察された。
ペットボトルは海岸同様、保津川調査でも多く回収され、
内陸部での流出ごみの発生抑制の重要性を確認することができた。