2022年10月30日:こども海ごみ探偵団:保津川調査

調査概要

2022年10月30日(日)午前8時30分~午後1時10分
当日参加者:親子18組40名
スタッフ:15名(川と海つながり共創プロジェクト)
集合場所:保津川遊船乗船場(亀岡市保津町)
調査地点:保津峡 獅子ヶ口
解散場所:保津川下り揚船場(京都市右京区嵐山)

日程

7時45分 スタッフ集合・事前ミーティング
8時15分 参加者受付開始
8時30分 開会式
9時00分 保津川下り出発
9時30分 調査地点到着
10時00分 清掃活動
10時20分 ごみ分類調査
11時15分 調査地点出発
12時40分 嵐山到着、閉会式
13時00分 解散

予定では9月30日でしたが、天候不良のため、10月30日に変更して調査が行われました。当日は天候に恵まれ、秋晴れの中、普段降り立つことのできない保津峡内で清掃活動とごみ調査を行いました。

本年度も、清掃・調査を通して保津川の深刻なごみ問題を学習するだけでなく、過去の豪雨や暴風等による自然災害の爪痕を船下りの途中で目にすることと、船頭様のお話を通じて、その脅威を間近に感じることができました。また、船上から保津渓谷の美しい景色や色好き始めた紅葉を楽しむこともできました。

美しい保津川とその景色を守るために、漂着ごみの発生抑制対策の重要性との必要性を、参加者全員に強く意識づけすることができました。

Photo Gallery

(C)川と海つながり共創プロジェクト

2022年3月:保津川の日 開催報告

チラシ表面
チラシ裏面
2012(平成24)年8月に内陸地域で初の「第10回海ごみサミット2012亀岡保津川会議」が開催され、プラスチックごみの発生抑制について議論され、「亀岡保津川宣言」および「川のごみや海のごみをともに考える京都流域宣言」が採択されました。

これらの宣言を具現化する組織として、2013年に発足した「川と海つながり共創プロジェクト」では、翌年、2014年から毎年3月第1日曜日を「保津川の日」と定め、保津川を中心とした河川環境の保全と内陸部から発信する漂着ごみ発生抑制に向けて、その機運をさらに高め今後も継続するために、各関係者・団体を巻き込んだ一大清掃イベント、市民参加型イベントを開催しています。

新型コロナウイルス感染症の影響により、3年ぶりの開催となりましたが、前回と同様に、野鳥観察会等下記の事業も同時開催し、より多くの参加者・来場者に漂着ごみ削減をはじめ、地域の環境美化に対する意識啓発を行いました。

ご参加ありがとうございました!

保津川の日概要

日時 令和4年3月6日(日)8:00~13:00
会場 保津川河川敷「保津川かわまちづくりエリア」一帯
主催 川と海つながり共創プロジェクト
協力 保津川遊船企業組合ラフティング事業部
   株式会社ビックスマイル
   株式会社アオキカヌーワークス
   日本の凧の会 大阪支部
   日本野鳥の会   
   ソフトバンク株式会社
   BRITA Japan株式会社   
   ウォータースタンド株式会社
   株式会社カネカ
   株式会社DESIGN WORKS ANCIENT
   日本紙業有限会社
   タイガー魔法瓶株式会社
   株式会社カインズ

スケジュール

7:00 スタッフ順次集合
8:00 保津川エコラフティング受付開始
8:30 その他受付開始
9:00 開会セレモニー(委員長あいさつ、来賓紹介、記念撮影)
9:30 各事業開始

保津川クリーン大作戦(~11:00)
保津川エコラフティング(~11:30)
保津川凧あげ大会(~12:00)
保津川野鳥観察会(~12:00)
保津川エコ屋台(12:00~13:00)
※天候不良により終了時刻切り上げ

14:30 スタッフ解散全事業終了・撤収

来場者数

保津川クリーン大作戦    199名
保津川エコラフティング    25名
保津川凧あげ大会       18名 ※クリーン大作戦と重複
保津川野鳥観察会       30名 ※クリーン大作戦と重複
保津川エコ屋台      (自由参加)
スタッフ           95名

総計319名

3年ぶりの開催となりましたが、保津橋下のグラウンドを主会場に、大きな混乱もなく開催することができました。

当日は、可燃ごみ90袋(30ℓ/袋)、不燃ごみ44袋(20ℓ/袋)、粗大ごみ軽トラ2台分を回収することができました。

今後も、ホームページ及び各関係団体とともに「保津川の日」の取組の周知を図り、参加者をはじめ、関係者の河川愛護及び漂着ごみ発生抑制への意識向上を図って参ります。

2022保津川の日:開会セレモニー

2012(平成24)年8月に内陸地域で初の「第10回海ごみサミット2012亀岡保津川会議」が開催され、プラスチックごみの発生抑制について議論され、「亀岡保津川宣言」および「川のごみや海のごみをともに考える京都流域宣言」が採択されました。

これらの宣言を具現化する組織として、2013年に発足した「川と海つながり共創プロジェクト」では、翌年、2014年から毎年3月第1日曜日を「保津川の日」と定め、保津川を中心とした河川環境の保全と内陸部から発信する漂着ごみ発生抑制に向けて、その機運をさらに高め今後も継続するために、各関係者・団体を巻き込んだ一大清掃イベント、市民参加型イベントを開催しています。

新型コロナウイルス感染症の影響により、3年ぶりの開催となりましたが、前回と同様に、野鳥観察会等下記の事業も同時開催し、より多くの参加者・来場者に漂着ごみ削減をはじめ、地域の環境美化に対する意識啓発を行いました。
特定非営利活動法人 プロジェクト保津川:原田禎夫 代表理事
川と海つながり共創プロジェクト:長尾繁 会長
亀岡市:桂川孝裕 市長
開会セレモニーの様子
かめまるも参加したよ!
みんなで記念撮影!

2022保津川の日:保津川凧あげ大会

参加者は、まず保津川クリーン大作戦へ参加し、河川敷や川岸に漂着するごみの清掃を行いました。

その後、日本の凧の会大阪支部の会員による指導を受けながら、プラスチック材料や電気等のエネルギーを使わないエコな遊び、冬の代表的な遊びである「凧あげ」を体験しました。

保津川クリーン大作戦での清掃活動を通じて漂着ごみに占めるプラスチックごみの現状を学び、エコな遊びを体験することで、参加者に、川ごみの削減をはじめ環境保全への意識啓発を行いました。
電線のない河川敷は凧あげに最適な場所
真っ白な凧に
想いをしたためます
高く上がった凧
人気のあのキャラクターも風に乗る。

ご参加ありがとうございました!

2022保津川の日:保津川クリーン大作戦

保津川クリーン大作戦では、スタッフの誘導で保津小橋周辺を中心に清掃活動を開始し、その後、保津川かわまちづくりエリア全体に拡散して非常に広範囲で清掃活動を実施することができました。

当区域は、豪雨や暴風に伴う増水時に、ペットボトルやビニール等のプラスチックごみをはじめ様々なごみが散乱する他、芦原や木枝にレジ袋等が引っ掛かる場所ですが、保津川遊船企業組合等の各種団体の尽力により継続的な清掃がなされています。スタッフからその説明を受けた参加者からは、日頃の関係者の努力に対して関心・理解を深める好機となりました。

なお、同時開催を予定していた桂川流域クリーンネットワーク主催の「第15回桂川流域クリーン大作戦」については、国土交通省の要請により中止されました。
スタッフの誘導で移動します
一見キレイに見えても見えないところにごみは隠れています。
川岸にはバーベキューごみの他、上流から流れ出た漂着ごみが見つかります。
木に引っかかったごみや
枯草をかき分けて隠れたごみを探し回収します。
大型ごみも発見!
地元の皆さんも協力くださいました
保津川下りの船頭さんも大活躍
カネカ×亀岡市で作られた回収袋に
回収したごみをまとめます。
きちんと分別します。

2022保津川の日:保津川野鳥観察会

参加者は、まず保津川クリーン大作戦へ参加し、保津川かわまちづくりエリア内の河川敷を中心に清掃活動を行いました。

その後、日本野鳥の会京都支部の協力の下、バードウォッチングを行い、日常見かける身近な野鳥の名前や生態について詳しく知ることで、保津川の豊かな自然を実感すること出来ました。

保津川に暮らす生物を学び、川ごみが生態系に与える影響や生態環境保全の大切さを考えるきっかけとすることで、参加者に、川ごみの削減をはじめ環境保全への意識啓発を行いました。
野鳥観察会への参加はこちらでーす。
ほら!あそこに野鳥がいますよ!
ウグイス
カメラや双眼鏡を手に野鳥を探します
ひばり
あの鳥の名前は何でしょう?
ベニマシコ
渡り鳥が餌を取ったり、休んだりする水辺は観察しやすいスポット。
キジ
自然に恵まれた亀岡は野鳥観察に最適です
亀岡駅から山本浜までは保津川鳥獣保護区になっています。

野鳥のお写真は京都先端科学大学 大西 信弘教授より提供頂きました。
どうもありがとうございます。

2022保津川の日:保津川エコ屋台

保津川エコ屋台では、亀岡市が行った「かめおかプラスチックごみゼロ宣言」の趣旨に賛同した出店者の協力のもと、亀岡そして日本の美しい自然を守り持続可能な社会を創出するため、会場飲食用にはリユース食器、カトラリーや持ち帰り用の容器には自然素材のものを使用するなど、ごみを出さない、環境に配慮したイベントとして開催しました。

屋台やキッチンカーから飲食物がリユース食器で提供されることを通じて、利用者に、川ごみの削減をはじめ環境保全への意識啓発を行いました。

他のイベントでもリユース食器の活用が定着してきており、徐々にごみの削減に効果を出していることから、今後も他の事業で積極的に活用されるよう亀岡市が実施される補助制度に関する情報提供等の積極的な協力に努めていきます。

展示・ワークショップ

保津川の日エコ屋台はエコな工夫が盛りだくさん
TIGER魔法瓶さんのブースではアイデア満載のマイボトルの展示
回収ボックスに集まったステンレスボトルは資源としてリサイクル
亀岡市×POKETLは株式会社DESIGN WORKS ANCIENTさん
輪投げで消毒液とPOKETLEゲット!
エコゲートでおなじみの日本紙業さんのリサイクルを学べる展示
会場で出たごみは直接回収車に入れます
リユース食器はデポジット制でレンタル。実質無料です
マイボトル派にうれしい給水スタンドはウォータースタンド株式会社さん
参加記念品はBRITAさん提供
ボトル型携帯用浄水器 fill&go

キッチンカー&飲食店

焼きたてデニッシュバー ねこのしっぽさん
絶品ホルモンうどんはホルモン亀山さん
カヌレが人気 134珈琲さん
人気のヤンニョムチキン キッチンカーKisaiさん
お米屋さんのおにぎり おにぎり利次郎さん
肉料理専門店 Dining湊屋さん

2022保津川の日:エコラフティング

保津橋から山本浜までの約4kmをラフティングボートに乗船し2区間に分かれて、川下りを楽しみながら陸地からでは回収が困難な川岸に漂着するごみの清掃を行いました。

日頃とは違った視点で保津川の魅力を体験するとともに、幅広い年齢層の参加者にラフティング体験をしてもらい、川に親しむ機会を提供することができました。

本事業は、「保津川の日」第1回から継続している企画で、今回も小学生の子どもから70歳代の方まで幅広い年齢層により実施できた。山本浜に到着後は、亀岡市の協力によりバスにて主会場まで回送いただきました。
事前予約している事を受付で伝えます。
ラフティングに乗る前に注意事項を確認します。
いざ!出発!
陸地から見たエコラフティング
エコラフティングから見た風景
エコラフティングでは陸地から回収しにくいごみを回収します
あんなところや
こんなところ
石や岩、テトラポットの隙間は、漂着ごみスポットに。
こんなに回収できました!
ご参加ありがとうございました!